Camp Schramsberg

April 11, 2019 at 12:24am | by Logstar.jp

Camp Schramsberg シュラムスバーグ(Schramsberg Vineyards)は、1862年にドイツ移民のJacob Schram氏により設立された、ナパで最も古いワイナリーの一つです。ナパ発のスパークリングワインの代表的な生産者で、シャンパーニュと同じ製法で時間をかけて高品質なワインを造っています。現在は、1965年にワイナリーを買い取ったDaviesファミリーによる家族経営で、2005年からは、ワイン醸造の名門、UC Daviesで修士をおさめた2代目のHugh Davies氏が、CEO兼醸造家として指揮を執っています。

 

 シュラムスバーグは、歴代のアメリカ大統領の公式晩餐会でも頻繁に提供されるという、ホワイトハウスも認めるワイン。初回は、1972年、ニクソン大統領が訪中したときの周恩来首相とのディナーでした。それ以来、幾度となく大統領主宰の国内外の晩餐会で供されていて、アメリカの政治に華を添えるワインとしての地位を築いています。

 様々なスタイルのワインを造っていますが、なかでも、看板商品のシャルドネ100%から造る「ブランドブラン(Blanc de Blancs)」は、ベイエリアでも広く流通しており、目にする機会も多いかもしれません。Hugh Davies氏の時代には、ピノ・ノワールやカベルネ・ソーヴィニョンから「J Davies」というブランドで、赤ワインも造り始め、さらに幅広いラインナップになりました。

 

 先月、「Camp Schramsberg」という2.5日間のキャンプに参加しました。このプログラムは、毎年、春と秋に開催され、わたしが参加した春のキャンプでは、畑でのブドウの剪定の実習、ワイナリーでの醸造家による講義、ベースワインのブレンディングの試飲や議論、動瓶の実習、フードペアリングの講座など、ハンズオンにブドウ栽培やワイン造りを学ぶことができました。また、キャンプ中のランチやディナーでは、3つ星レストランを擁するMeadowoodホテルのシェフが手がけるお料理と一緒に、ワイナリー蔵出しの古いヴィンテージのスパークリングワインも試飲することができ、心に残る体験になりました。全米から集まった参加者は、ワインのプロのみならず、ワインクラブの会員など、シュラムスバルグのファンの方々もたくさん参加していました。充実したプログラムで、スケジュールがギッチリでしたが、皆で和気藹々と、楽しく学ぶことができました。このキャンプは、一般募集もしています。

 

 ナパの北部、カリストガにあるワイナリーでは、ツアーや試飲で訪問することができます。セントヘレナには、Davies Vineyardsがテイスティングルームをオープンし、赤ワインやスパークリングワインを試飲できます。ナパに行かれた時にはぜひ訪ねてみてください。