春・夏におすすめのモデル10選!2020年メンズ編

2020年7月3日
春・夏におすすめのモデル10選!2020年メンズ編

腕時計は、使うシーンに合わせて選ぶことが大切です。フォーマルシーンは落ち着いたデザインが好まれますが、カジュアルシーンだと力強いデザインも似合います。今回は、2020年春・夏にオススメしたい新作モデルを紹介していきます。ストラップの素材やケースのデザインにも注目してほしいと思います。

 

【どんな場面でも使いやすい シンプルなモデル3選】

金属製のブレスレットは、ケースと同じ素材を使用するのが一般的なので一体感があります。腕時計で多いラウンドケースは、スーツにも馴染みやすいデザインです。文字盤上に短針・長針・秒針のみがあるモデルを3針モデルと呼びます。ここでは、スーツにも適したモデルを中心に紹介していきます。

Casio G-Shock

■チューダー チューダー 1926 91550-0001

Tudor 91550-0001

チューダー チューダー 1926 91550-0001の仕様:

直径:39mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 2824)

パワーリザーブ:約38時間

防水:10気圧(100m)

 

チューダーは、1926年にロレックスのディフュージョンブランド(廉価ブランド)として誕生しました。創業当初のロゴはチューダーローズでしたが、1970年代に盾のマークに変わります。

1990年代から独自路線を歩んだチューダーは、2018年に日本初の正規店を出店させています。チューダー1926は、3針表示と日付表示窓を組み合わせたシンプルなデザインになっています。91550-0001は、シルバーの文字盤にゴールドの針とインデックスを組み合わせたモデルです。ケースとブレスレットは、ステンレススチール製になっています。

 

■ロンジン ロンジン コンクエストV.H.P L3.716.4.76.6

Watch Conquest V.H.P. L3.716.4.76.6出典:longines.com

ロンジン ロンジン コンクエストV.H.P L3.716.4.76.6の仕様:

直径:41mm

ムーブメント:クォーツ(キャリバー L288)

防水:5気圧(50m)

 

翼を持つ砂時計のロゴで有名なロンジンは、1832年に創業しました。1984年に当時最も精度が高いクォーツムーブメントを搭載したコンクエストV.H.Pを発売しています。

コンクエストV.H.Pは、2017年に新モデルが登場しました。時間のズレは、年間で5秒程度だといわれています。時間がずれた場合は、自動で正しい位置に針を戻すGPD(ギアポジション探知)システムを搭載して対応しています。

L3.716.4.76.6は、3針と日付表示機能が搭載されたモデルです。同心円状の模様が刻まれたシルバーの文字盤にブラックの針を組み合わせています。

 

■IWC ポートフィノ・クロノグラフ IW391009

IWC IW391009

IWC ポートフィノ・クロノグラフ IW391009の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 75320)

パワーリザーブ:約44時間

防水:3気圧(30m)

 

IWCは、1868年にアメリカ人の時計技師が創業しました。視認性と実用性の高さにこだわったシンプルなデザインが魅力のひとつになります。ポートフィノは、1984年に登場したシリーズです。地中海式のゆったりした生活をイメージしたデザインになっています。

2012年に登場したIW391009は、シルバーの文字盤にシルバーの針とインデックスを組み合わせたモデルです。小さな金属片を網目状につなげたミラネーゼメッシュブレスレットは、腕に馴染みやすく通気性も良くなっています。

 

【ラウンドだけではない!多角形が魅力的なモデル4選】

腕時計のケースやベゼルの形は、ラウンド型とは限りません。多角形のケースやベゼルを採用したモデルは、力強さを楽しめます。ここで紹介するのは、多角形のケースやベゼルを採用したモデルです。ラウンド型のケースとは異なる魅力を紹介していきます。

 

■ベル&ロス インストゥルメント BR05A-GR-ST/SST

Bell & Ross BR05A-GR-ST/SST

ベル&ロス インストゥルメント BR05A-GR-ST/SSTの仕様:

直径:40mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー BR-CAL.321)

パワーリザーブ:約42時間

防水:10気圧(100m)

 

ベル&ロスは、1991年にフランスのパリで創業しました。パイロットやダイバーといった過酷な環境で働く人を考えて、視認性・機能性・防水性・高精度にこだわっています。ベル&ロスが、2005年に発表したのが丸い文字盤に四角いケースを組み合わせたBR01です。BR03になると日付表示機能が加わります。

BR03のデザインをもとに更に洗練されたシリーズがBR05です。ケースとブレスレットは、一体型で日付表示窓は3時の位置にあります。2019年に登場したBR05A-GR-ST/SSTは、グレーの文字盤とステンレススチール製のケースを組み合わせたモデルです。ケースの裏側は、ムーブメントが見えます。

 

■オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15500ST.OO.1220ST.02

Audemars Piguet 15500ST.OO.1220ST.02

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15500ST.OO.1220ST.02の仕様:

直径:41mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 4302)

パワーリザーブ:約70時間

防水:5気圧(50m)

 

世界三大時計ブランドのひとつにあげられるオーデマ・ピゲは、1875年に創業しました。1972年に登場したロイヤルオークは、世界で初めてステンレススチールを素材に採用したシリーズです。

ロイヤルオークは、8角形のベゼルとタペストリーのギョーシェ彫りが施された文字盤が特徴になります。ロイヤル オートマティックは、3針と日付表示機能を備えた基本的なモデルです。2019年に登場した15500STは使用されているムーブメントのパワーリザーブが、これまでより長くなりました。ケースの厚みは15400STから約6mm増して10.4mmになっています。

 

■パテックフィリップ ノーチラス 5740/1G-001

Patek Philippe 5740/1G-001

パテックフィリップ ノーチラス 5740/1G-001の仕様:

直径:40mm

ケースの厚さ:8.42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 240 Q)

パワーリザーブ:約48時間

防水:6気圧(60m)

 

1839年に創業したパテックフィリップは、世界三大腕時計ブランドのひとつです。2009年から最高級スイス時計の証である「ジュネーブシール」よりさらに厳しい規格の「パテックフィリップシール」を採用しています。高い技術力を誇るパテックフィリップは、1976年にノーチラスというスポーツウォッチを発表しました。丸みを帯びた八角形のベゼルは、船の舷窓(げんそう)からインスピレーションを得ています。

2019年に登場した5740/1G-001は、ノーチラス初のグランドコンプリケーションモデルです。月齢を示すムーンフェイズとうるう年に対応した永久カレンダーを搭載しています。文字盤の色は、ブルー・ソレイユと呼ばれる青の縞模様です。ケースには、ホワイトゴールドを使用しています。

 

■タグ・ホイヤー アクアレーサー WBD2113.BA0928

TAG Heuer WBD2113.BA0928

タグ・ホイヤー アクアレーサー WBD2113.BA0928の仕様:

直径:41mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 5)

パワーリザーブ:約38時間

防水:30気圧(300m)

 

1860年に創業したタグ・ホイヤーは、世界初の角型防水時計などを生み出してきました。1980年代に開発された防水時計の機能を受け継いで2000年代に誕生したのがアクアレーサーです。

アクアレーサーは、12面体カットされた逆回転防止ベゼルが特徴です。キャリバー5を搭載したモデルは、3針に日付表示機能を合わせているので、シンプルで使いやすい仕様になっています。WBD2113.BA0928は、2018年に登場しました。橫縞模様のアントラサイト文字盤と秒針に付いた黄色い飾りがポイントになります。

 

【暑い季節に合わせたい!ラバーストラップ3選】

金属製のストラップは、水に強く長持ちするというメリットがあります。一方で重さと金属アレルギーの方には不向きというデメリットも存在します。ここでは、軽量で水に強いラバーストラップを採用したモデルを紹介していきます。比較的ラフな服装でも合うので、幅広く楽しめると思います。

 

■パネライ サブマーシブル クロノ ギヨーム・ネリーエディション PAM00982

Panerai PAM00982

パネライ サブマーシブル クロノ ギヨーム・ネリーエディション PAM00982の仕様:

直径:47mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー P.9100)

パワーリザーブ:約72時間

防水:30気圧(300m)

 

パネライは、1860年にイタリアで創業しました。軍用時計を中心に製造していて、民間向けにモデルを発表するのは1993年以降になります。パネライの代表的なシリーズといえば、リューズプロテクター付きのルミノールです。サブマーシブルは、2019年にルミノールから独立したシリーズになります。

2019年に登場したPAM00982は、フランス人のプロバイダーであるギョーム・ネリー氏に対するオマージュ作品です。シャークグレーの文字盤にブルーの逆回転防止ベゼルが目立ちます。ケースは、軽くて丈夫なチタン製です。すぐに針をゼロの位置に戻せるフライバック機能を搭載しています。

 

■ロレックス ヨットマスター 226659

Rolex 226659

ロレックス ヨットマスター 226659の仕様:

直径:42mm

ムーブメント:自動巻き(キャリバー 3235)

パワーリザーブ:約70時間

防水:10気圧(100m)

 

王冠のマークが目印のロレックスは、1905年に誕生しました。日付を拡大表示するサイクロップレンズなどを開発しています。ヨットマスターは、1992年にスポーツラインの高級シリーズとして登場しました。ケースは、ステンレススチールとプラチナを組み合わせたロレジウムかステンレススチールとゴールドを組み合わせたロレゾールになります。ロレックスで初めてラバーベルトが採用されたのは、ヨットマスターでした。フレキシブルブレードをエラストマーと呼ばれるゴム状の物質でコーティングしたオイスターフレックスレットは、丈夫さと防水性を兼ね備えています。

2019年に登場した226659は、ホワイトゴールドのケースにマットブラックセラクロムの両方向回転ベゼルを組み合わせたモデルです。ケースサイズは、これまでのヨットマスターより2mm大きくなっています。

 

■フランク ミュラー ヴァンガード V45 SCDT ACBC

Franck Muller V45 SCDT ACBC

フランク ミュラー ヴァンガード V45 SCDT ACBCの仕様:

ケースサイズ:53.7mm×44mm

ムーブメント:自動巻き

 

時計技師のフランクミュラーは、1992年に会社を設立しました。ビザン数字やエナメルの文字盤など他にはないデザインが魅力的です。2014年に誕生したヴァンガードは、トノー(樽)型のケースを採用しています。ストラップをケース内部に入れることで、ラグ(ケースとベルトをつなぐ部分)がない一体型のケースを実現させました。

ヴァンガードは、フランク ミュラーで初めてラバーストラップを採用したシリーズです。立体的なインデックスのデザインは、ヴァンガード最大の特徴になっています。V45 SCDT ACBCは、ホワイトの文字盤に同色のインデックスを組み合わせたモデルです。秒針と文字盤の一番外側にある目盛りの部分に使用している赤色がアクセントになっています。

 

【まとめ】

今回は、春・夏に着けたい新作モデルを紹介しました。腕時計は、使うシーンに合わせて選ぶのが重要なポイントです。限定モデルは、今後希少価値が高くなる可能性が高いと考えられます。気になるモデルは、早めにチェックをしておくことを強くオススメします。

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